RIKAM@S会誌の記事公開      (NODAM@S編第3回:多方面的解釈による佐竹美奈子の偶像的解析)

こんにちは。NODAM@Sのびーえふです。今回も会誌から記事を1つ公開します。

以下記事です。

 

                  多方面的解釈による佐竹美奈子の偶像的解析

                                                                      文:ホマP

1.はじめに

私が今回書かせていただくものは765プロライブシアター所属アイドルである佐竹美奈子におけるアイドル像とは何なのか、つまり佐竹美奈子とはどのようなアイドルと言えるのかということをプロデューサーとしての視点を捨て、ファンなどの目線から考察することによって捉えていくことを目的としています。初めに申し上げますが、この記事は九割九分九厘私の勝手な妄想であり解釈です。

これを機に佐竹美奈子をはじめとしたさまざまなアイドルに対しての見方が変わるきっかけになるような記事になっていたら光栄です。

 

 

2.プロデューサー視点からの逸脱

  これから佐竹美奈子の偶像的解析をしていく上で皆さんに考えてみて欲しい問題があります。まず一つ目は「あなたの担当アイドルはどんなアイドルですか?」という問いです。ひたむきに努力する、プロ意識が高いなどそれぞれの答えが出るでしょう。では次に考えてみて欲しいのは「あなたの担当アイドルは他のアイドルからどう思われているでしょう?」という問いです。あなたの感情ではなく、他のアイドルからのイメージはどんなものなのか、ということです。他のアイドルから尊敬されている、仲良しだ、などどのアイドルからの視点で考えるかということによってその答えは分かれるでしょう。この二つの問いが私がお話ししていく偶像的解析の初期段階で必要なものになってきます。では次に最後の問いを。

「あなたの担当アイドルはファンからどんなイメージを持たれていますか?」

今回お話ししていくものの根幹はこの問いにあります。プロデューサーではなく、ファンからの目線。アイドルとはファンがいるからアイドルでいられるわけです。もちろん、プロデューサーとファンとは別物であり、ファンはアイドルをステージや雑誌、テレビなどでしかその姿を見ることはできません。プロデューサーはそれを裏側で支えて背中を押すのがお仕事ですから、ファンとプロデューサーとでは視点は全く別のものになってきます。美奈子を例にすると、プロデューサーは美奈子にお世話してもらったりご飯作ってもらったり、他のアイドルは何かとお世話してもらったりしますがファンはその姿を見ることはないし、美奈子にご飯を作ってもらうことはないでしょう。そういった部分がプロデューサー目線とファン目線の違いの一例として挙げられます。

しかしながらプロデューサーはファン目線でもアイドルを見ることができなければそのアイドルをプロデュースしていくことは難しいのではないでしょうか。そこで、なぜそのアイドルにはファンがつくのか、ファンから見たアイドルの魅力を考えていこうと思います。

ファンから見たアイドルの第一印象は何なのか?

なぜファンはそのアイドルに惹かれたのだろうか?

なぜそのファンを応援するようになるのだろうか?

その答えはただ一つ…ではありません。ファンも違えばアイドルに対する魅力を感じるポイントも違いますし、千差万別でしょう。私が話したい要の部分はここです。アイドル佐竹美奈子とは何なのか、その魅力はどこにあるのか、ファンに愛されるのはなぜなのかというのを私なりに考察していきます。そのため、その初期段階としてプロデューサー視点からの逸脱、ということでお話しさせていただきました。

 

3.細分化したファン目線及びアイドル像の考察

 ここからいよいよ前章でお話ししたファン目線からのアイドル像の考察に移っていきます。しかしながらファンと一言で言ってもファンそれぞれ年齢も性別もバラバラなので少し細分化していくつかピックアップして考察していこうと思います。

視点その1:他のアイドルのファン

 他のアイドルのファンがライブで美奈子を初めて見た、という仮定をしてそこから考察を行います。

人の第一印象はやはり見た目です。外見は内面の一番外側という桐生つかさの名言もあることですし、見た目はやはり大事です。そこで、美奈子のビジュアルを元に考察を行います。

美奈子のヘアスタイルは黒髪(?)、ポニーテールと女子高生らしい、一般的な女子のものです。他の髪型が特徴的なアイドルたちと比べるとインパクトは少ないと言えば少ないです。総括すると美奈子のビジュアルは一般的な女子的なビジュアルをしていますね。

あくまで美奈子を知らないという前提で第一印象はどうなるだろうか、と考えると平均的な感想としては「普通にかわいい子」といった風になるのではないでしょうか?では視点その1についてはこのあたりで終了としまして、次の視点へ移っていきたいと思います。

視点その2:佐竹飯店の客

 視点その2は佐竹飯店の客です。ご存知の方も多いとは思いますが佐竹美奈子の実家は佐竹飯店という中華料理店で、美奈子自身も実家の手伝いをしています。ここではその佐竹飯店の客目線で見ていこうと思います。さてここでのキーワードは看板娘です。お客さんからしたら美奈子は「佐竹飯店の看板娘」なのではないでしょうか?

では看板娘の条件について考えていきます。

看板娘は辞書には「店に足を運ばせる理由になる、美人の娘」などと書かれています。では看板娘に必要ではないかと思われるモノを挙げていきましょう。

その1:かわいい子であること

その2:愛想がいい子であること  

この二つがパっと思い浮かぶものです。この二つ、美奈子は兼ね備えていませんか?

ではここでの看板娘についてを踏まえて視点その3に移っていきましょう。

視点その3:同じクラスの男子

 ちょっと変な話になってきたような気がしますが気のせいです。佐竹美奈子は高校生ですのでこの視点は外せないでしょう。美奈子がいるクラスを想像してみてください。美奈子は男女関係なく仲良くしてくれ、先生との関係も良好でしょう。友達想いな性格でもありますから(Blooming Clover参照)、女子からも好かれるでしょう。そんな美奈子はまさしく「クラスのアイドル」、もしくは他のクラスからも注目され「学校のアイドル」になっているかもしれませんね。

ではもう一度、美奈子のアイドル性を考えてみましょう

これまで三つの視点で美奈子を見てきました。その視点それぞれで美奈子へのイメージはもちろん違います。ですが印象は好印象なものばかりではないかと考えています。雑にまとめると美奈子へのイメージは

「いい子」

「カワイイ」

「愛嬌がある」

「友達想い」  などのイメージが想定されるとしました。

では次に最後の視点を見ていき、佐竹美奈子の偶像的解析に移る前準備を完了させます。

視点その4: 男性から見た女性への理想像

 これまでとは変わりかなり巨視的な視点になりました。ここから美奈子と比較をしながら解析をしていきます。一般的な男性から見た女性の理想像とはなんでしょうか?可愛らしい人、料理、家事ができたりする家庭的な人、一緒にいて苦しくない、安心感があったりする人などが一般的に言われるものであると思われます。

このような理想とされる人はどこかにいるだろうという現実の延長線上のような存在ですが、実際に身の回りに理想とする部分を全て兼ね備えているなんて人はなかなかいないでしょう。

 

4.佐竹美奈子のアイドル性

では改めて、アイドル佐竹美奈子の魅力はどこにあるのでしょうか?少し考えてみてください。

これまで見てきた視点を総括して私が考察して得られた結果は、

美奈子は「女子の理想像」の集合体ではないかと考えです。

18歳という子供すぎるわけでもなく大人な部分も含む、若々しい存在であること。

顔がいい、黒髪ポニーテールという一般的女子の髪型。黒髪ポニーテールは一般的ではありますが万人受けするものだと考えられます。他の人と接するときに見せる面倒見の良さ、料理ができるといった家庭的な部分、愛想がいいという看板娘力、友達想いという性格。

こんなものを兼ね備えた女子、憧れではありますがこんな人はなかなかいません。

美奈子はある種の「神」に近い部分があると私は考えています。

つまり、佐竹美奈子のアイドル性として

「神」という結論にたどり着くわけです。

佐竹美奈子とは神なのです。

次に見ていきたいのが美奈子のソロ曲、スマイルいちばんです。この曲には美奈子がどんなアイドルなのかというのが詰まっています。

ほかのミリオンのソロ一曲目を見るとそのアイドルの個性、つまり「らしさ」がつまった歌詞になっています。美奈子の一曲目は「SUPER SIZE LOVE!!」ではなく、スマイルいちばんです。皆さん美奈子はやたらと大盛のものを食わせてきたりカロリー取らせようとしてくるイメージがあるかもしれませんが、なぜアイドルの方向性を決めると言っても過言ではないソロ一曲目でスマイルいちばんだったのでしょうか?

スマイルいちばんの歌詞を音読していきたいところですが時間が足りないのでみなさんの記憶力に頼ることにしましょう。スマイルいちばんの歌詞を思い出してみてください。スマイルいちばんの歌詞の大筋は恋する女の子のまっすぐなラブソングで、少し少女漫画的なものであります。つまりこの曲は先ほど話した女子の理想像というものを示すモノとなっているのです。まっすぐに恋をして、オシャレをしてと言うような歌詞は美奈子がどんなアイドルなのかを表す一部となっています。

もしこの曲を他のアイドルが歌ったとしてもあまりカバー感はないと思います。違和感というか、美奈子特有の歌であるといった感じの薄い曲なのです。

つまりこの曲は「アイドルソングの代名詞」と言えるのではないでしょうか?これを美奈子のソロ曲であるとすることで、美奈子は恋したり、オシャレをしたりする「普通の女の子アイドル」であることを表しています。

今普通の女の子アイドルと言いましたが、普通の女の子がアイドルになった、そんなアイドルが佐竹美奈子だと私は思っています。

 

5.総括

ここでこれまでお話しした佐竹美奈子のアイドル性についてまとめていきます。美奈子は普通の女の子がアイドルになった、そんなアイドルです。普通という言葉には平均的と言ったニュアンスを感じますが、私はその普通という言葉の中にある種の理想を含んでいると思います。

こういうのが普通なのだという理想です。普通の女の子というイメージによる要素を多く含む理想の女の子、それが佐竹美奈子です。

美奈子の魅力は老若男女から親しまれる、愛嬌、面倒見の良さなどのほかに見ている人に笑顔をくれ、ファンの人を笑顔にできる、アイドル活動への真摯な姿勢、看板娘力です。

様々な視点でお話してきましたが佐竹美奈子についての自分の考察は以上です。プロデューサーという視点を捨てて皆さんも担当アイドルを見てみてはいかがでしょうか?新たなプロデュース方法が見えてくるかもしれませんよ。

 

6.おまけ

ここからは少しだけおまけです最後にP目線で見た私が個人的に好きなカードを紹介していきたいと思います。

聖夜のディナーという名前のカードで、美奈子Pからの人気も高い一枚です。美奈子がフレンチを食べたことがないといったのでプロデューサーがクリスマスイベント前に美奈子をフレンチに連れて行った時のカードです。実は美奈子、衣装以外の私服でスカートを履くことがほぼ全くありません。そのため、ドレスコードに合わせてこの服を用意して店に訪れたのだと思います。これはまさにスマイルいちばんにある「可愛いスカートで特別な存在」になった、そんなカードです。プロデューサーにしか見せない顔なので個人的にとても好きなカードです。

美奈子P直伝麻婆豆腐の作り方  ホマP

このページではご家庭でも普通にある調味料だけで作れる麻婆豆腐の作り方を伝授していきます!

◎材料(1人前)

絹ごし豆腐(二丁)

ひき肉(100g)

醤油(大さじ1)

ニンニクマシマシ

生姜(お好み)

ネギ(飾り程度)

豆板醤(大さじ1.5)

鶏がらスープ(250mL程度)

水溶き片栗粉

☆味噌(大さじ1.5)

☆ごま油(4g)

☆砂糖(大さじ1)

☆みりん(大さじ1)

紹興酒(小さじ2(なくても良い))

☆醤油(小さじ2)

 

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◎作り方

その1:

☆印の調味料はあらかじめ混ぜておく。フライパン(底が深めのものが良い)にサラダ油を引き強火で一気にひき肉を炒め、火が通ったらにんにく、しょうがを入れて炒めて火を通していく。

その2:

火が通ったらあらかじめ混ぜておいた☆印の調味料と豆板醤を入れてさらに混ぜ合わせるようにして少し炒めたら鶏がらスープと醤油を入れ、調味料を溶かして均一なスープにしていく。

その3:

均一なスープにしたら絹ごし豆腐を入れ(下茹でしておくと型崩れしにくいが面倒だったら大丈夫)、中火で火を通していく。かき混ぜながら豆腐がスープに浸るようにし、必要ならば鶏がらスープを増やす。この際味を見ながら塩味、甘味、辛味のバランスを取るために味を調節していく。塩味が足りなければ醤油、甘味が足りなければ砂糖、辛味が足りなければ豆板醤を徐々に加えて味を調えていく。

その4:

自分好みの味に仕上がり、豆腐に十分火が通ったところで水溶き片栗粉を加えてとろみを付け、盛り付けてからネギを散らせば完成!

◎ポイント

フライパンで作るので一人前二丁と少なめ。自分好みの味にしていくので調味料は最初はだいたいで大丈夫。山椒等シビレ系調味料を入れるとより本格的な味に。チーズを入れてもまろやかになって315。調味料はそのままに、豆腐をうどんに替えて麻婆うどんを作ってみても美味で材料も安いのでぜひ。