久々の更新と曲の感想
やっほー人間ども~ 余~だよ♪
はい、レイジー・レイジーのイベントで燃え尽きたもめんです。このブログもだいぶ私物と化してきましたが、気にせず気楽に気まぐれに、レイジー・レイジーのユニット曲を聞いた感想を書いていこうと思います。
今回のイベントのユニット曲「クレイジークレイジー」の作詞作曲は、イノタクこと井上拓さん!「Hotel Moonside」や「Radio Happy」などの作詞作曲をしていたり、「秘密のトワレ」のRemixを手がけたりした方で、シンクロニカ等でも曲を出していますし、そっちで知ってる人も多いのではないでしょうか。すごい人に曲を作ってもらえてフレデリカ担当としては非常に嬉しいです。この人いい曲しか作らない...というかバンナム止めてもう聞けないと思ってたので色々なベクトルで驚いてました。
それはさておき、本題の「クレイジークレイジー」の歌詞について。
ものすごく雑に歌詞をそのまま素直に受け取ると
「きみのことが好きで好きで、頭おかしくなっちゃうよ~」
みたいな感じなんですが、それだと面白くないので例のごとく深読みしていこうと思います。
「空」
「空飛ぶ夢」「のんきな空」「きみと空飛びたい」という具合にこの曲の1番の歌詞には「空」という単語がよく出てきます。フレちゃんの視点で考えると、ありきたりですが「自由」の象徴だと考えられます。「とんでいっちゃいたいの」を意識したのかもしれませんが、「き・ま・ぐ・れ☆Café au lait!」の歌詞に「自分らしく自由でいたい」というのがあるので、フレちゃん視点での解釈は大方文面どおりで合ってるのだと思います。
ですがこれはレイジーレイジーのユニット曲。志希ちゃん視点ではどうでしょう。
「死の匂い」
イベントコミュを見るとより感じますが、志希ちゃんもフレちゃんも各々、また、ふたりの間にはある種完成された独自の世界があように思います。お互いがお互いに寄りかかるような、「退屈」と「楽しくない」というよく似た軸をお互いに解らないけど解り合ってるような関係。言葉にすると安っぽくなってしまいますがそんな関係性があると思うのです。
また、今ちょうどデレステで復刻ガシャをやっている一ノ瀬志希SSR[インビテーション・ダイブ]でこんな台詞があります。
「皆はあたしから永遠を欲しがった。でもキミは…あたしに永遠をくれる」
「シャンデリア、ガッチャーン!ふたりとも下敷きで永遠にハッピー♪」
宮沢賢治が何かの本で、「永久の未完成、これ完成なり」なんて言葉を残していますが、この台詞を踏まえると今回のイベント曲「クレイジークレイジー」はそういう曲なのではないでしょうか。志希ちゃんがそういう美学のようなものを持っているとして歌詞を読み返すと、MVが高層マンションの一室風だったのも踏まえて、「空飛びたい」は何かの比喩でもなんでもなく文字通りの意味での「空飛びたい」であるとも考えられます。
※歌詞一部抜粋※
”なんでかな なんでかな”
”おかしいな おかしいな”
”変だよね きみと空飛びたいなんて”
”思っちゃってるんだ”
”おちついて おちついて”
”ラストの I love you 最初に言うよ”
”きみとなら ふたりなら”
”そのあとは 壊れそうなキスをしたまま”
”映画が終わる”
だんだん意味深に聞こえてきたんじゃないでしょうか。とは言っても、「完成」の類義語には「完了」「終了」等があることから、完成されたふたりの世界の様なものは「終了」→「命の終わり」と繋がるので、「死」に結びつきやすいだけなのかもしれません。
曲名繋がりで、星野源の「Crazy Crazy」もいい曲なので是非聞いてみてください。