宮本フレデリカについて思うこと

f:id:nodamas:20171217154803p:plain

フレちゃんかわいい...

NODAM@S会員、宮本フレデリカ担当のもめんです。

先日12月14日にNODAM@S内の担当プレゼンという企画で喋らせてもらいました。

以下その内容をブログ用に再編したものです。

フレデリカの魅力は『健気な優しさ』

つい先日公開された6周年記念アンケートの「あなたの担当アイドル」で25位、

「好きなユニット」2位のLiPPSのメンバーである彼女ですが

第6回シンデレラガール総選挙では50位内に入ることができませんでした。

それは何故か。

大半のユーザーが彼女に騙されている。

6周年記念アンケート「天然だと思うアイドル」8位宮本フレデリカ

これに全てが凝縮されています。

私見ですがフレデリカP、フレデリカ推しの人ほどここに彼女を入れた人は少ないと思います。少なくともTwitterでフォローしているフレデリカPはそうでした。

つまり裏を返せばフレデリカPでない人の彼女についての認識は「天然」であるという事です。

　生まれつきの小悪魔は天使に見える

Tulipの二番のフレデリカのパートでこんな歌詞があります。

みなさん小悪魔に騙されてるんですねー

本当は小悪魔≒(ずる)賢いのに天使≒何も考えてない

と思われているわけです。

フレデリカは賢い！

根拠はバランサーとしての能力の高さです。

　バランサーとして能力が高い→気を回せる子→頭が回る子→賢い子

という様に言い換えられますので、

そのバランサーとしての能力の高さを説明していこうと思います。

デレマス以外でも言えることですが、ある癖の強いキャラがいて

そのキャラ＋誰かで小説や漫画、アニメ等で2人で組ませる、又は絡ませる場合

２パターンが考えられます。

癖の強いキャラ同士
癖の強いキャラを受容できるキャラと組ませる

大体はこのどちらかです。また、パターン1はとても少なく

表面上はパターン1でも実際はパターン2であることも多いです。

物語がとっちらかって収拾がつかないと文字通りお話にならない訳で、

癖の強いキャラを使って｢話｣を成立させるためにはバランサーが必要になります。

実際にデレマスのユニットで例を挙げてみましょう。

パターン1

ダークイルミネイト(二宮飛鳥×神埼蘭子)
Dimension-3(一ノ瀬志希×二宮飛鳥)
HappyHappyTwin(双葉杏×諸星きらり)
レイジー・レイジー(一ノ瀬志希×宮本フレデリカ)

パターン２

ダークイルミネイト(二宮飛鳥×神埼蘭子)
HappyHappyTwin(双葉杏×諸星きらり)　※受容可能キャラ同士
レイジー・レイジー(一ノ瀬志希×宮本フレデリカ)
なつなな(木村夏樹×安部菜々)　　※ユニットではない

この他にもデレステのコミュでもバランサーとしての能力が発揮されています。

　ストーリーコミュ43話(二宮飛鳥の回)

このコミュではフレデリカが飛鳥に1日密着取材を行います。

これも先ほどのパターン2と考えれば、ユニットではないですがデレステ公式が中二病である飛鳥と密着取材できる(2人で組ませられる)キャラとしてフレデリカを選んだのだと説明がつきます。

塩見周子との差別化

フレデリカと同じくLiPPS、誘惑イビルのメンバーである彼女はフレデリカと違い、｢受容｣するキャラではなく｢流す｣キャラです。

場をまとめる能力に長けている点では2人共同じですが本質は違く、

この違いも公式のユニットという形で如実に現れています。

志希×フレデリカ×周子　　(誘惑イビル)
志希×フレデリカ　　　　 (レイジー・レイジー)
フレデリカ×周子　　　　 (テンプテーション・アイズ)

というユニットは存在しますが志希×周子の2人組ユニットは存在しません。

誘惑イビルというユニットはあくまで　志希×フレデリカ＋周子　なのです。

宮本フレデリカの行動原理

興味が3分しかもたない一ノ瀬志希にも、中二病全開な二宮飛鳥にも、

ストーリーコミュ30話(フレデリカ回)で上条春菜のメガネ推しにも、

物怖じすることなく受容することができた彼女の根底にあるのはただ一つ

　｢皆で楽しく｣

メモリアルコミュ3話で｢アタシもプロデューサーも、スタッフさんも楽しく、お仕事したい｣と明言されています。彼女の凄いところはそれが徹底されていて、楽しませるだけでなく、嫌な思いにまずさせないという所にまで及んでいるところです。

ここまで聞くと彼女は化け物じみて見えますが、この行動原理の根底は優しさにあります。

宮本フレデリカのコンプレックス

デレステのコミュ内において彼女は事ある毎に｢金髪と青い瞳｣であることを強調しているのですが、｢金髪｣も｢青い瞳｣も見ればわかることです。つまり、裏を返せばそのことを気にしているからこそ、あえて言っている訳で、言い換えればコンプレックスにしている部分な訳です。(※注１)

諸星きらりが高身長であることを、大沼くるみが胸が大きいことを気にしているように、良し悪しに関わらず目立てば注目を浴びます。注目を集めればそれを気にするのは当たり前の流れです。

[リュミエール・エトワール]特訓コミュでフレデリカは5歳の時にパリから日本へ移り、おとなしい性格から今のような性格に変わったと言っています。

出る杭は打たれるのが日本ですし、日本人とは明らかに異質な見た目から、心ない言葉(子供だと特に)で傷ついたことは容易に想像できます。そういった幼い頃の経験があったからこそ、誰に対しても、どんなに他人との違いが大きくても物怖じせず受け入れることから入る子になったのではないでしょうか。

最後に、フレデリカPとして...

大多数のユーザー、Pの方々に天然と思われていることから分かるように、

「よくわからない子」という皆さんの認識を変えたいという思いから、長々とここまで書かせてもらいました。彼女の優しさは性質上認知されにくいものですが、隠している訳ではありません。MAGIC HOURで彼女が言っていた「秘密って当人にとっては秘密でもなんでもない」の通り、台詞や歌詞にちゃんと書かれているのです。

今一度、この記事の内容を頭の片隅に入れて

彼女を、彼女の歌を聞いていただければ幸いです。